2006年01月18日

フジヤマ、ゲイシャ、ハラキリ

 毎度、毎度。いつもお世話になっております。先日、タートルネックのセーターをいただいてから、かなりのヘビーローテーションで着ていますメキバカ編集部です。というか、朝晩ほんまに寒い。寒すぎて年末に毛布買ったもん。ま〜だいたい布団一枚で今まで寝てたのがすごいくらいやわな。。。


 え〜ほんまはだいぶ前に更新しようと思ってたネタやねんけど、最近気になるものを一つ。それはとある看板広告。俺は以前にも書いたかもしれんけど、コマーシャルフィルムとか広告を見るのが好きやねんよね。


 メキシコのテレビを見ててもけっこう面白いのがあるねんよね。もちろん街を歩いてると目に飛び込んで来る看板広告もしかり。で、めちゃくちゃ気に入ってるのが、大手シネコン、シネポリの看板広告(下の写真をクリック!!)。これ、メキシコシティーのかなりいろんな所で見れます。


 最初バスの窓から見たときは、なんやこりゃ?って思ってんけど、見れば見る程に愛着が湧いてきて。。。ちなみに、横に書いてあるコピーは「シネポリVIPに行ってからは、お気に入りのレストランがうんざりになったわ〜」って感じかな(間違ってたら言ってください。) 


 このシネポリVIPってのは俺は行ったことないねんけど、食事や飲み物が出てきたり、椅子がかなりグレードアップされた特別クラスの映画館らしい。寿司も食べられるってことでこんな写真になってるんやろね。値段も普通に見るより相当高いらしい(ちなみに通常は50ペソ弱(約500円)、水曜日やったら24ペソ(約240円)。。。)


 この看板広告はシリーズ化されてて、他にもいくつか別バージョンがあって、この男女がなんとも言えん顔で登場してるんよ。とにかく、俺はこんな日本のステレオタイプをこれでもかってくらいに押し出してる、外国で発信されてるイメージがめちゃくちゃ好きやねんよね。


 こんなんありえんやろって言うくらいのフジヤマ、ゲイシャ、ハラキリ的な演出とか、中国とか韓国をごちゃまぜにしたイメージ、ほんまに大好きやね。ま〜日本人の人らの中にはこーいうステレオタイプを表現されるのを嫌う人もいるみたいやけど。


 ま〜なんやかんや言いながらも、日本で伝えられてるメキシコとかメキシコ人のイメージってのも今思えば、かなりめちゃくちゃな感じやね。むしろ、メキシコで使われてる日本のステレオタイプの方がまだましかもね。


 他の国や他の世界を想像するのはなかなか容易なことちゃうよね。ましてや行ったこともない場所やったらなおさら。俺は日本で考えられてるメキシコのステレオタイプを正そうなんかはさらさら思わへんけど、このメキバカを読んでもらって少しでもこんなええ国があるってことを知ってもらえたらええかな〜



シネポリ.JPGシネポリ2.JPG
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2005年11月17日

15秒の芸術

 毎度お世話になっております。今晩はほんまに寒いメキシコシティーです。メキシコと聞いたら太陽が照りつける常夏の国みたいに思われてる方も多いかとは思いますが、乾期になるとここメキシコシティーはほんまに冷えます。1月なんかは今よりさらに冷えるし、今の内にマフラーでも買おっかな。いつもは蒸し風呂の地下鉄が今夜は暖かくて心地よかったです。


 え〜俺は昔からテレビが好きな、自称テレビっ児やねんけど、メキシコでももちろん家にいるときはよくテレビを見てます。というか、特に真剣に見てないけど、つけるだけつけてます。。。家に帰ったらとりあえずTV。


 で、メキシコのテレビ番組についていろいろ書きたいことはあんねんけど、今日は俺の大好きなテレビCM(コマーシャル・フィルム)について。。。というのも、俺の日本での裏2大愛読月刊誌が「月刊体育施設」と「広告批評」なんです。ま〜両方とも定期購読まではしてへんけど、よく読んでます。


 「月刊体育施設」はかなりマイナーな雑誌やけど、「広告批評」は読んだことがある人もかなりいるんじゃないでしょうか??あのCMとか広告についての雑誌ですね。本屋ですぐに見つけることができるでしょう。


 で、何が言いたいねんって言うと、俺が毎年この時期に楽しみにしてた世界のCMフェスティバルhttp://homepage.mac.com/cmfestival/が今月、東京(今週の金土です。18日、19日)と大阪(25日、26日)でオールナイト上映がありますって言いたかったんよ。博多バージョンに行かれた方はいますかね〜??


 とにかく毎年楽しみで楽しみでしょうがなかったイベントやねんけど、今年はここメキシコシティーにいるので、ちょっと無理。。。。かなり残念です。ま〜ここで告知すんのは別に俺がそのイベントのまわし者とかじゃなくって、単に俺が行けへん分、他の人に楽しんでもらいたいな〜って思って書いてみました。


 で、ほんま言うと、この世界のCMフェスの告知をもうちょっと早くやって、ついでにメキシコのCM事情とか広告について書きたかってんけど、なかなかいい写真が撮れへんかってんよね。何枚かおもしろい街頭広告とかの写真を集めててんけど。。。それはまたの機会にしますよって。


 でも、メキシコのCMは結構おもしろい作品が多いです。ま〜文章で書いてもまったく伝わらんとは思うから、あえて詳しくは書かへんけど、笑える作品が現在もいくつか放送されてます。中でも俺のお気に入りは(映像を伝えられへんのが残念)、ワキから放水のごとく大量の汗が出てるデオドラントのCM(過去の同商品の作品もかなり笑える)。まちがって義理のお母さんにキスしてしまうミネラルウォーターのCM(別バージョンで猫のエサをまちがって食べてしまう作品も)。


 あとは、海賊版防止のCMや賄賂についてのCMなどの道徳的CMもかなりおもしろいです。で、先に書いたCMフェスティバルはオールナイトで500本の世界のおもしろCMを見てみんなで騒ぎまくるっていうイベントやねんけど、メキシコのCMはほとんど紹介されへん。悲しいとこやね。


 去年もアルゼンチンのCMはそこそこあったのに、メキシコのは2本くらいやったと思う。。。ま〜もちろんヨーロッパのCMとかアメリカ、アフリカのCMってのもおもしろいねんけど、もうちょっと増やして欲しいわな〜(主催者への勝手なお願い。。。)


 とにかく、CMは15秒の芸術です。単なる商品の宣伝と考えてしまったらそれまでやけど、見ればほんまに奥深い。もちろん日本のCMもおもしろいのがたくさんあるけど、やっぱし外国作品を比べるとちょっと物足りへんかな〜 もっとブラックジョークとか軽い下ネタを入れてもええねんけどね〜


 ま〜日本のCMは15秒ないし、30秒っていう短い時間にできるだけ広告主の意見や商品の特徴を入れたりせなあかんっぽいから難しいんかな?しかも、短い時間にも関わらず、「今ならハワイ旅行が当たります」みたいな、追加情報まで畳み掛けて来るもんな〜 これじゃ〜おもしろいアイデアがあっても、なかなか入れれへんわな〜


 広告業界のことは全く分かりませんが、ちょっと素人なりに思ったことを書いてみました。。。とにかく、もしお時間のある方はちょっとだまされたと思って足を運んでみてください。たぶん今年も当日券もあるからまだまだ行けると思います。詳しくはホームページhttp://homepage.mac.com/cmfestival/をチェックしてください。ではでは。


 追伸:勝手にURL貼付けてごめんなさい。。。
posted by shin at 14:13| Comment(4) | TrackBack(0) | げーじゅつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月11日

20年

 まいどお世話になっております。秋の夜長に読んでいただきたいメキバカです。ちょっと話は遅いんやけど、阪神タイガースが2年ぶりにセ・リーグ優勝をしましたね〜 いや〜よかった。よかった。甲子園のスタンドに閑古鳥が鳴いていたあの時代がウソのようです。ちなみに、ここメキシコシティーにも俺は所属はしてへんけど、猛虎会があるらしいです。


 え〜本題もこれまたちょっと遅い話やねんけど、先月9月19日は1985年に起きたメキシコ大地震から丸20年でした。死者7000人以上、250以上ものビルを倒壊させたこの大きな地震はワールドカップ開催を翌年に控えたメキシコシティーの街を壊滅に追い込みました。


 9月に入ってから、テレビでは地震関連の特集を組んだり、テレノベラ(ドラマ)なんかでも地震をテーマにしたものがありました。日本も阪神大震災から10年。日本では都市のライフラインは以前より進歩したと思うし、今後、大きな地震が日本各地で起こると予想されているだけに、地震への意識も多少なりとはある。


 でも、地震は突発的に起こる災害。昼間になんか起こればたいへんなことになるのは誰が考えてもわかる話で。ここメキシコシティーなんか、東京や大阪よりもはるかに人口が多く、昼夜問わず交通量は半端ちゃう。もしも、大地震が起こればって考えるとぞっとする。


 特に、メキシコシティーを取り囲む山にぎっしりと貼り付く様に建てられた貧困層の住宅地域なんか地震で引き起こされる土砂崩れで全て飲み込まれてもおかしくはないし。ラテンアメリカはいつも災害で一番大きな被害を被るのは貧しい人々やもんな。

 
 で、先日よりチャプルテペック公園の周りを取り囲む外壁でメキシコ大地震の写真展が開かれています。200枚ほど野外に並べられた写真パネル展やねんけど、どの写真も当時の地震の大きさが見て取れました。


 阪神大震災でもそうやってんけど、大きなビルが倒壊してる写真を見るとなんともいえない恐ろしさを覚えます。そういや、俺の友達も地震で家が倒壊して、別の場所に住まざるおえなくなったことを言ってたなと思い出した。しっかし、俺の今住むアパートも大地震に耐えられるんやろか?ちょっと疑問やね。。。

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posted by shin at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | げーじゅつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月07日

モノに囲まれる生活

え〜毎度おはこびで。ありがとうございます。日本は連日猛暑、猛暑の毎日みたいやけど、ここメキシコシティーは外は熱波やけど湿気が日本より少ない分、家にいるとけっこう涼しい。特に朝晩は寒いくらいで、昨晩は上に3枚、下はフリース生地のズボンを履いてた。ちょっと鍋とかおでんが恋しいくらい。


 昨日ですね〜、現在メキシコシティーの某ギャラリーで開催中の都築響一・写真展「Happy Victims」ってのに行ってきました。都築響一って写真家というか編集者を知らへん方もいらっしゃるかもしれませんが、写真を見たらあ〜知ってるわ〜ってなる方も多いと思います。ま〜都築氏のプロフィールなんかはネットでチェックしてみて下さい。


 俺も都築響一の代表作の一つである「TOKYO STYLE」ってのは以前に本屋とかで見たことがあって、それはかなり面白い視点から撮られた写真集やってんけど、今回の「Happy Victims」も主に東京に住む若者達のリアルな生活スタイルが各写真一枚を通して覗くことができます。


 「Happy Vitims」とは勝手に直訳すると「幸せな被害者達」って感じになるんかな。つまりこの写真展のテーマは物欲とかブランド欲にどっぷり浸かる日本の若者達。写真を見ればすぐにわかるんやけど、どの部屋も彼らの今までに買い集めたブランド品や人気ショップの服や靴、鞄などが所狭しと置かれてる。足の踏み場もないくらいの部屋もあったり。


 とにかく一目でその物欲に圧倒されてしまいます。今回は全部で34枚のパネル写真が展示されてるねんけど、おもしろいのはみんな東京や他の大都市の中心部に住んでるからと思うねんけど、どれもモノは溢れてるけど部屋が小さいこと。日本の若者住宅事情がもろに描かれてる。


 中には4畳半一間、風呂無しの古い部屋でエルメスばっかり集めてるって部屋もあった。パネルの横にはスペイン語の説明が書いてるんやけど、どこに住んでて、家賃はいくらで(ご丁寧にペソで換算されてる)、どういう仕事してるかとか、住人のプロフィールや生活スタイルが書いててんけど、実におもしろかった。



 一緒に行ったメキシコ人の友達は端から見れば病的な物欲の塊に失笑してた。彼曰く、シャツ一枚何万も何十万円もするブランド品を買ってトイレや風呂もない家に住むのは変やと。俺やったら服は安物でもええから大きなくつろげる家に住みたいわって。。。ま〜ごもっともなご意見。


 特にメキシコ人が笑ってたんが、とある若いお坊さんを志す青年の部屋。彼は東京ではなく群馬に住んでて、休みを見つければ東京の好きなブランドショップへ買い物に行くらしい。そんな生活が続いてて、坊主頭やけど聖職者の生活はこれっぽちも見えないライフスタイル。同じブランドのタグが付いた服が至る所に配置されてある。


 でも、写真や説明を見てると日本人の俺が見てもある意味笑えてくる。よー考えたらそんな友達もいたよな〜って。。。バイトしてできるだけ質素な生活して金貯めて、そしてブランド品や人気アイテムを買うといった具合に。ま〜その人の生き方やしスタイルやから誰にも止められへんからええねんけど。メキシコ人にはかなり滑稽な日本のライフスタイル見えたに違いない。



 俺の今住んでる部屋もかなり狭い。最初はマットレスと枕しかなかってんけど、ちょこちょこ必要なものを買い足したりしてる間に、モノに囲まれる生活になってきた。ま〜ただ単に掃除とか整理整頓してないから部屋がちらかってるだけかもしれんけどね。。。

 
 

都築響一展.JPG都築響一展2.JPG
posted by shin at 05:12| Comment(1) | TrackBack(0) | げーじゅつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月14日

メミン・ピングイン

 毎度お世話になっております。今日のメキシコシティーの天気は朝から曇り空。ちょっとTシャツやったら肌寒い感じです。ま〜地下鉄に乗れば、満員でサウナのような蒸し暑さが待ってますが。。。あっ!ちなみに今日で黒ぶちメガネ生活5日目です。


 え〜先月、ここメキシコで一枚の切手が話題になりました。それはメミン・ピングイン(以下:メミン)というメキシコのマンガのキャラクターをモチーフにした記念切手で、今月より使用が始まったものです。たぶん日本の新聞なんかにもそんな記事がちょこっと載ってたんちゃうかな?


 ま〜なんで話題になったかというと、このメミンは唇が分厚く、目が大きく見開いている黒人のキャラクターやから、アメリカ政府やメディア、人権擁護団体からこれは人種差別やってクレームがついてるからです。


 このメミンっていうメキシコのマンガは1945年から創刊され、50年代60年代に人気を誇ったマンガで現在でも街のキオスクなんかで見ることができます。っていっても俺はこんなにメディアを賑合わせるまでぜんぜん知らへんかってんけどね。


 アメリカ側は人種差別の助長にあたるとして切手の発行差し止めを要求してるみたいやねんけど、一方でメキシコ側は特に黒人差別の意図もなけりゃ、メミンが差別を助長してるとも思えないと反論し、双方とも一歩も譲らへん感じ。


 そんな中、メキシコ大統領、ビセンテ・フォックスまで出てきて、アメリカに対して不快感を表し、メミンはメキシコで長年愛されているキャラクターで切手の発売を停止するつもりはないって表明。逆にメキシコのメディアもアメリカで放送されているアニメでソンブレロかぶってヒゲを付けたキャラクターがメキシコのステレオタイプを強調するもんやって反撃。


 ま〜先月にビセンテ・フォックス大統領が黒人差別とも取られる発言をしてアメリカやメキシコでも波紋を広げた経緯もあるんで、タイミングがちょっと悪かったかもしれへんね。でも、この差別論争のおかげか、メミンのマンガは再び注目を集め、路地のキオスクでもニューエディションとして山積みされ、記念切手は長蛇の列を集め完売。皮肉なもんやね。


 ちなみに、そんなこんな俺も一冊買って読んでみてんけど、ま〜微妙と言うか、確かに黒人であるからネタにされてる場面もあるんやけど、これが黒人差別や人種差別につながっているかといえば難しいところ。。。

 こっからは個人的な意見。↓


 日本でもダッコちゃんとかちびくろさんぼ、アフリカマンなど、たびたび黒人差別ちゃうかって論争になって消えていったキャラクターがある。かといって、アメリカみたいに未だに人種差別は根強く残ってて(もちろんメキシコや他の国でもあるけど)、この様な問題にピリピリして人種や民族の違いを表現することをタブーとするのもなんかおかしい。

 
 俺個人としてはアメリカや他の国で放送されている映画やテレビ番組の中で、目が細く、メガネをかけて出っ歯であるといった感じのステレオタイプ的な日本人が出てきたりしても、笑い飛ばすことができる。むしろ、フジヤマ、ゲイシャ、ハラキリみたいな外国における大げさなニッポンに対する感覚や映像が好きや。もちろん日本人の中には不快な気持ちになる人もいるやろうけど。


 正直、表現はどこまで許されるのかはわからへん。ただ言えるのは、発信源には意図はなくとも、差別される側が差別と感じると差別になってしまうということ。やから、何かを表現するときは常に他者を想う気持ちとユーモアが必要なんかもね。


 追伸:今日の写真(クリック!!)は街でたまたま見かけたメミンの看板広告。Orgullosamente Mexicano(メキシコの誇り)ってのが今回のメキシコの主張みたいです。



P1010631.JPGP1010635.JPGmemin.JPG
posted by shin at 02:15| Comment(2) | TrackBack(0) | げーじゅつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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