2006年05月01日

ラティーノスのいない日

 毎度お世話になっております。ここ数日、かなりエンゲル係数の高い生活をしておりますメキバカ編集部です。まだまだメキシコシティーにはおいしいもんがいっぱいあんな〜って関心してばっかりやわ。


 え〜なんやかんやと皐月です。雨期も始まった感じやし。。。しかし、ここメキシコはゆったりとはしておれません。明日(というか今日)は5月1日。4月30日の次は5月1日ってのは当たり前やけど、大きな1日になりそう。


 先月、アメリカ下院で不法移民に対する厳しい法案が可決されてんよね。その法案では不法移民を雇用したり支援したりすると罰則があったり、不法移民が一番多く行き交うメキシコとアメリカの国境の一部に壁を建設しようといったもの(しかも壁の建設費の一部をメキシコ負担)。


 そんな法案に対し、50万人もしくは100万人規模でラティーノスが声を上げデモを起こしてんよね。そして、その動きに対して保守派のアメリカ人達から不法移民排除の声が上がり、大きなニュースになっててんよね。日本でも報道してたやろ?しかもひどいことに、いくつかの企業がデモに参加した労働者を解雇したんよね。


 そして、来る5月1日に再びラティーノスの大規模なデモが予定されてるんよね。そこでは、ラティーノスみんなで職場や学校を休みまたは放棄し、あらゆる公共のサービスを利用しない1日にして、アメリカ社会や経済に影響をあたえてラティーノスの存在、価値をアメリカ国内に認めてもらおうというのがねらい。


 だいたい、去年メキシコの大統領フォックスが「メキシコ人不法移民達は黒人もやりたがらへん仕事をアメリカ国内でやってる」って発言して大きな黒人差別問題になったけど、実際それは間違ってるわけではなく、ラティーノスの多くは安くてきつい仕事を請け負ってるのが現実。


 たしかに彼らは不法にアメリカに入国し労働してて、その数1100万人〜1200万人にも膨れ上がってる。もちろん不法移民に対する法律は必要やけど、そんな彼らによって現代のアメリカが大きく支えられてるんよね(労働も消費も含めて)。それに多くのラティーノスがイラクやアフガニスタンといった戦地へ派兵され、アメリカ人として戦っている。


 彼らの存在を無視した法案の可決はメキシコを始め、他のアメリカへ移民を送り込んでいるラテンアメリカ諸国の反感をかうのは当たり前。やからアメリカにいるラティーノスはみんなで立ち上がって、映画『メキシコ人のいない日』ならぬ、ラティーノスのいない日をほんまに作ろうとしている。


 で、ここメキシコでもアメリカで働く彼らを応援しようと、5月1日はアメリカ製品不買運動が呼び掛けられてるんよね。あんまりアメリカを刺激すると今後さらに移民への対策が厳しくなるんちゃうかって慎重な意見も出てるけど、俺はここメキシコに住み、メキシコから多くの恩恵を受けている身やから、もちろんこの不買運動に参加します。


 メキシコ人がコカ・コーラ飲まんで1日過ごせるんか?ってのは疑問には思うけど、俺も一人の小さな力かも知れんけど、アメリカで立ち向かうラティーノスを応援するために少し戦うで。いつもお世話になっているメキシコのために。
posted by shin at 15:31| Comment(0) | TrackBack(1) | そのた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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