2010年11月17日

アステカスタジアムで

 毎度お世話になっております、メキシコ・バカ一代です。いつもの故意にブログを放置してる間に、すっかり冬の訪れです。朝晩はなかなか寒いメキシコシティー、先週は起きた時の気温が0度って日もあったり。短い冬ですが、個人的には好きな季節です。

 え〜書きたい事というか、書こうと思ってたことは山ほどあるんですが、当ブログをほったらかしにしてる間に、どんどん忘れていき、まともに覚えてることはつい数日前の話。3連休の中日のこと。。。

 久々にプーマスの試合を見に、敵地アステカスタジアムへ。この試合、アメリカス(ホーム)対プーマス、前期リーグの最終戦で宿敵との勝負。プーマスにとっては勝てば上位チームが駒を進めるトーナメントに進出できるといった、絶対に負けたらあかん試合だったのです。今季はホームでは調子はよかったものの、アウェーやと一度も勝てへん内弁慶のプーマス、厳しいやろな〜とスタジアムへ。

 このアステカスタジアム、前〜にも書いたと思うけど、世界で一番収容人数が多いサッカー専用のスタジアムです(10万人入ります)。とにかくでかいでかい。そんなスタジアムに今回は時間もあったので、ゆったりと家のすぐ前から出てるバスで行くことに。。。小型バスに揺られること50分、少々時間はかかったけど、無事に現地に到着。バスを降りたそばからスタジアム前は超厳戒態勢。

 スタジアム周辺には盾を持って張り付く機動隊員。どんだけいるんやっていうくらいの機動隊を横目に、スタジアム周辺をぶらりぶらり。しかし、なんかええお土産はないかと入るまでに出店を物色したんやけど、なんせここはアメリカスのホームグラウンド、よさげなプーマスのグッズもなく、早々と入場することに。。。Pumas-1.JPG

 最初のゲートで2回のボディーチェック&荷物検査、その後もスタジアムの席に着くまで2回の検査と念には念を入れたセキュリティーチェック。もちろんベルトは取られるやろうから、家からノーベルトで出陣。この日は先日新しく買ったばかりのおニューのプーマスのユニフォームを着てたから、そんな面倒くさいチェックにも気分よく応対したり。

 しかし、やっぱしスタジアム到着が早すぎたんか、まだまだガラガラ。ジュースなんかを売る売り子さんの声が虚しく響き渡ります。それもそのはず、時計を見たら試合開始までまだ2時間以上。ビールの販売もまだなく、とにかく待ちます待ち続けます。。。Pumas-2.JPG

 そうこうしてると、というか意外に早い段階でメキバカ編集部のいるプーマス側(アウェー側)のスタンドがどんどこ埋まってきて、試合開始一時間前くらいにはすでに周辺は大混雑。ホーム側はまだほとんど人がいんのに、こっちだけ大盛り上がり。メキシコ人も気合いが入れば時間前行動ができるのです。

 そして、人が密集したらいろいろ揉め事が起こります。同じチームを応援する仲間同士でも揉めます。目の前ではなんでか殴り合いのケンカが始まり、早くも頭部から流血する人も。というか、その流血してた子、なんと女の子でした(めちゃくちゃやけど、たぶん殴り合ってた奴も周りで見てた人も最後までその子が女の子と気づいてなかったと思う)。とにかく、試合前から熱い。

 そんなこんなでサポーターもしっかりとウォーミングアップして、いざ試合開始。とにかく、この伝統の一戦(野球の阪神巨人みたいなもん)、負けるわけにはいきません。ただ、プーマス側はこの一試合に懸ってて、アメリカス側はそんなに焦ってないんか、スタジアムは8割方埋まってるというのに、サポーターは圧倒的にアウェーのプーマスが多く、8割方はプーマスファンやったよ。(神宮とか横浜の阪神ファンみたいなもんかな)。

 いつの間にかホーム・アステカスタジアムになったスタンドからは発煙筒が次々に放たれ、チャントの大合唱が始まります。Pumas-3.JPG

 そんな熱い応援や雰囲気の甲斐あってか、プーマスが早い段階で先制点。スタンドの床の地響きと共にみんなでゴールの喜びを分かち合い、大合唱。持ってる紙コップは中が入ってようがいまいが、基本的に宙に向かって捨てるのがメキシコ流。紙吹雪代わりです。

 その後試合は一進一退の攻防。アメリカスも決定的なチャンスもあったけど、ポストが2度もプーマスを救います。その度に一瞬、応援が止まり、みんなで息を呑んだり。そんな見ごたえのある前半は1−0で終了。。。これで一段落して、喉も乾いたことやしビールでもと思ってんけど、なんせ人が密集し過ぎてて、通路にも出られへん。売り子さんもこんなややこしい所に売りに来るわけもなく、周りのサポーターと共にとにかく我慢。空いたギリギリのスペースに腰を掛けて、後半の始まりを待つのです。

 そして、喉の渇きもどうでもよくなった頃、重要な後半の始まり。プーマスは前半と同様に責め立て、サポーターは歌い続けます。前の男の子が火を付けた発煙筒は熱すぎてか、持てずに落してしまい、前が真っ白になったり。しかし、あんだけのチェックがあったにも関わらず、よく持ち込んだよなーって感心。
Pumas-4.JPG

 しっかし毎度思うけど、このアステカスタジアムは大きいけど、うまいこと傾斜もあってどこに座ってもほんまに見やすい。これだけの迫力と臨場感を味わえるスタジアムはなかなかないやろね。これはメキシコが世界に誇れる建造物やよね。
Pumas-5.JPG

 そんなこんなで歌い、跳びはね、叫び続けること45分。なんとかなんとか前半で挙げた1点を守り切り、みごと勝利。最小得失点差ながら、この試合はプーマスの完勝といったところでしょうか。これで8チームで行われるトーナメント進出を決め、サポーターも安堵と大喜び。
Pumas-6.JPG

 帰りは暴動とかごちゃごちゃに巻き込まれたらあかんから、喜びもそこそこに席を後にしたんやけど、ま〜帰りもすごい機動隊で。スタジアム出たとこからは30cmも間隔がないんちゃうかって程にぎっしりと機動隊員が並んで道を作って、サポーターを誘導。今回はプーマスが勝ったからまだましやろうけど、負けてたらほんまに暴動になってたやろうね。危ない危ない。

 いや〜しかし、勝ってよかった。ほんまによかった。プーマス勝ってよかった。次の試合は水曜日。また勝ってほしいね。

  
posted by shin at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | すぽーつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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