え〜メキシコシティーの中でも行ったことないとこやら、行ってみたいな〜って日頃から思ってるとこってのはまだまだ沢山あります。その中でも根本的に行けへんやろうって勝手に高をくくっていた場所、キッザニア。日本にも東京と甲子園にある子どもの国・キッザニア。メキシコ発祥のテーマパーク・キッザニア。そのキッザニアにこの前ちょっと行ってきました。
キッザニアってメキバカ編集部ちょっと勘違いしててんけど、大人も一応入場することができるんやね。ただアトラクションというか、職業体験はできないだけで同伴者としてやったら入れるとか(てっきりほんまに子どもしか入ることができんのかと思ってた。。。)。
でも、今回はキッザニア大人の日として特別招待制で普段楽しむことができへん大人を対象としてイベントがあったんで、これに行かしてもらいました。(場内では生ビールの飲み放題もあってか逆に子どもは入場不可でした。。。)
このキッザニア大人の日、今回は2年ぶりの開催やったそうやねんけど、入場口付近はすごい人込み。夜の8時から深夜1時までと営業時間も大人仕様。定員の3000人を超え、それ以上集まったとかで、まさに大盛況。
入口では本物さながらのアメリカン航空の出国カウンターから子どもの国にいざ入国。。。入ってみるとさすがにショッピングセンターの中に作っているだけに、思ったほど大きくなかってんけど、何やら面白そうなアトラクションがいっぱいで。。。
で、で、まっさきにこれだけはやりたいな〜って思ってた仕事があったんで、入場するなり直行したんが、メキシコの甘ったるいチョコレート菓子の代表角、Marinelaのガンシート工場。
さすがに今宵は大人が主役ってことやねんけど、やっぱり大人も食べもん系の体験にはどこも長い列(残念ながらマクドは閉まってたけど、ドミノ・ピザなんかもあったり)。30分以上待ってやっとこさ入場。
いつもは子ども達を指導するお姉さんにガンシートの中身を教えてもらい、ベルトコンベアーで流れてくるチョコスポンジにイチゴジャムとクリームを専用のピストルで流し込みます。
しかししかし、実際にできる体験はそこまでで、あとはベルトコンベアーが各自作ったスポンジを運び、チョコレートのコーティングと上に粒粒のチョコを降りかけるといった機械の流れ作業を見るのみと、ちょっと大人には物足りない内容やったかな。
でも、自分で作った出来たてのガンシートはいい記念になったよね。(思い出に家に持ち帰ろうかと思ってんけど、お姉さんの本物さながらの包装が甘くて、いきなり袋が破れたので、その場で食べる羽目に。。。)ま〜自分で作ってもメキシコらしい重い甘さが口いっぱいに広がりました。。。
その他にも決められた場所に荷物を配達するDHLの体験やネイルサロンや歯医者さんの体験もしたり。。。でも、ほんまに人が多かって、もっと回りたい仕事がいっぱいあったんやけど、長蛇の列に断念。
たとえば。。。F1レーサーになれるサーキット場、つなぎを着て作業するcomexのペンキ塗り、実際に自分の写真を使って記事を書く新聞社(Reforma)、ラジオ局、なんでかソースメーカーのcostenaの壁よじ登りとか。。。子どもの時にこんなとこに来てたらほんまに面白かったやろな〜って思うんがいっぱいありました。
実際は仕事をしたらキッザニアの通貨で給料をもらって、またそっから貯金したり何か買い物をしたりできる仕組みが売りみたいやけど、今回はそういうのがなかっても十分楽しめたかな。DJあり飲み放題ありとほんまに大人の日。気がついたらもう12時も回ってたもんね。
余談ながら後日キッザニアで働いてる人に聞いたんやけど、以前にキッザニア内で子どもたち同士の恐喝強盗みたいなんが起こったとか。仲間で他の子どもを囲い込んでキッザニアの通貨を奪う事件があってんてさ。やっぱり子どもといえど、いろいろなことを考えるな〜 ええことも悪いことも。。。