2007年02月16日

映画館でサッカー

  毎度お世話になっております。週末になったらなぜか雨が降るここメキシコシティーからお送りしておりますメキバカであります。ほんまに3週連続やで。金曜土曜とかの雨は若干凹みます。。。


 え〜今年は毎週1本映画館で映画を見ようと目標を立てておりますメキバカ編集部なんですが、半額の水曜日に的を絞って映画館に足を運んでおります。で、この前の水曜やねんけど、何見よかな〜ってネットで映画をピックアップしてたところ、見なれぬタイトルが。。。


 「サッカー、メキシコV.S.アメリカ合衆国」。見ての通り、サッカーの国際試合。それを生で映画館でやるってことです。このスポーツの試合を映画館で上映するって試み、おそらく先日のスーパーボールから始まった大手シネコンチェーンのcinemexの新しい企画。


 確かに、スーパーボールの時もちょっと気になっててんけど、今回の試合はメキシコでも特別な試合やし、ちょっとおもしろそうってことで覗いてみたんよね。。。


 そえやねん、なんでこの試合が特別かっていうと、昨年のワールドカップが終わってから初めてのメキシコ代表の試合。日本はもちろん、世界はすでに2010年の南アフリカのワールドカップに向けて動きだしてるって言うのに、やっとこさメキシコが動きだしたわけです。しかも、ウーゴ・サンチェスを監督に迎えて、メキシコ国民の期待を受け、満を持して宿敵アメリカとの一戦。


 新監督のウーゴ・サンチェスってのは、メキシコ・サッカー界の英雄。日本で言う、ミスター長嶋とか王さんみたいな偉人なわけで、一度や二度、代表の監督やらせとかなあかんみたいな人です(個人的には代表の監督にはどうかな〜と思っていますが)。


 もちろん、選手時代の実績はめちゃすごい。スペインリーグ時代には4年連続得点王を含む、計5回の得点王と、当時はもちろん、現在でも世界最強のストライカーの一人であることは言うまでもない人。さぞかしメキシコ国民は海を渡ったスーパースターのゴールにほんまに熱狂してたことでしょう。


 ま〜とにかく、ウーゴ・サンチェス監督の最初の試合を見るためにチケットを35ペソ(約385円)で購入。普通の映画よりいくぶん高かってんけど、ま〜よし。ユニフォームを持参して気合いもばっちりで、映画館に行くと、俺よりも気合いの入ったメキシコ人達がもうすでに列を成してスタンバイしてて、意外にこの企画、世間に広まってるみたい。


 試合の始まる30分前に開館された部屋は、一番大きなスクリーンのある部屋で、入場と同時にスクリーンにはウーゴ・サンチェスベスト100ゴール(ウーゴール)みたいなおまけ映像が流れ、会場は試合前から大盛り上がり。なかでも、ウーゴの身体能力の高さを示す、伝家のオーバーヘッドは圧巻。


 おまけ映像の後はもちろん、映画館だけに映画の予告。「硫黄島からの手紙」も近日中にするみたい。。。そして、待ちに待った試合へとスクリーンは切り替わり、スタジアムならぬ、映画館は大盛り上がり。気が付けば400人近く入る部屋は超満員。階段に座り見の人もずらっと。


 キックオフ前の国歌斉唱も、半数以上の人らが起立して大合唱。いつもの映画館からは想像できないくらいのシーン。あれほどいっつもメキシコの映画館はやかましいって当メキバカでも書いてきたけど、こういうのはもちろんありです。盛り上がってナンボ。


 で、肝心な試合やねんけど、終止我らがメキシコ代表がアメリカ陣内に入って攻撃を進めててんけど、なかなかシュートまで持って行けずで。。。しかしながら、ウーゴがしょうが無しに召集した感もあるメキシコの番長、クワウテモック・ブランコの冴えたプレーで館内大盛り上がり(彼はここ最近なかなかええプレーしてるんよね)。


 前半はそんな形で0ー0のまま終了。もちろん、ハーフタイムにも映画の予告編があって、やっぱりここは映画館。普段は上映中に立ち歩いたりすんのも厳禁やけど、ハーフタイムやし、みんなトイレやらポップコーン&ナチョスを買うのに休憩タイム。


 で、で、後半。前半に続きメキシコが惜しいチャンスを何本も作ってんけど、全く不発。館内からは声援を超えて、ブーイング&怒号。しまいには、コーナキックから失点。。。ここはなんとか追い付かなとばかりに、攻撃的な選手を次々に入れるもからみ合わず。特にオマール・ブラボーの2、3点決めれたはずのチャンスシーンにはスクリーンを前に激しい罵声。


 結局、終了間際にも審判にボールが当たったナイスアシストによる不運な追加点もあって、2ー0。もちろん、2点取ったアメリカの勝ち。。。せっかくヨーロッパ組も呼んで、現時点でベストのチームにしたのに、敢え無く敗戦やってんよね。ウーゴの初陣も飾れず。。。


 余談ですが、ま〜しっかし、メキシコ代表がアメリカ国内で親善試合を組む理由がわかるね。アメリカ・フェニックスでありながらも半分位、もしくはそれ以上がメキシコのサポーターやったもんね。チケットも高く売れるし、興行的にうまいこといくんやろね。ちなみに、今月末のベネズエラ戦もアメリカ国内であるみたい。


 ま〜ほんまに試合は残念というか、ストレスが溜まる試合やったかな。内容的には勝ってただけに、2ー0という敗戦は痛いね〜。よくつまらない映画をchurro(チュロ:おかしのチュロスと同じ語)って言うけど、結果だけみたら今回の試合はまさにchurroなゲームやったね。


 つまんない映画を見せられたみたいに、試合後はダラダラと頭を下げて映画館から出るメキシコ人達を見たら、さらに疲れたし。。。

 
 でも、ま〜ちょっとスクリーンがでか過ぎて、目が疲れたけど、映画館でスポーツ観戦ってのも館内の傾斜もあってか、なかなかの臨場感。チャンスのときの盛り上がりはほんまにスタジアムにいたみたいやし。またなんかあったら行こかな〜。
 
posted by shin at 06:15| Comment(7) | TrackBack(0) | すぽーつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月03日

10%

 毎度お世話になっております。最近昼間はすっかりポカポカ陽気になったここメキシコシティーからお送りしておりますメキバカであります。一昨日、メル・ギブソンが監督したマヤ時代を描いた映画『Apocalypto』を見てきました。心臓を抜いたり、殺しあったりするところがえげつないな〜って感じやったけど、最後まで手に汗握る感じで楽しめたかな。ちなみに去年ず〜っとベラクルス州で撮影しててんよねこの映画は。


 え〜ついさっきのことやねんけど、ちょっと友達と食事してきてんよね。夕食に。よく行くメキシコシティーのおしゃれスポット、コンデサにあるとあるカフェで。


 ま〜いつもと同じもんを注文して、楽しくやっててんけど、途中で2階から降りて来るグループがあって、俺の席の真後ろを通って、外に出て行ったんよね。俺はそんなんにたいして気を止めずにちょっと後ろ振り向いただけで、すぐに食事を続けてんけど、向かいの女の子と友達が目を丸くして、


 「今、ガエル・ガルシアが通った。」って言ったんよね。え〜って感じでもう一回振り向いた時には一緒に来てた連れの友達の後ろ姿しか見えへんかってんけど、確かにガエルやってんてさ。俺は直接見たわけちゃうねんけど、そうらしい。ニアミスやね。


 今やメキシコどころか世界でも認知される様になったガエルやねんけど、久しぶりにメキシコに帰ってきたんかな〜?そういや、昼間のテレビにインタビューで出てたから、プロモーションかなんかで帰ってきてるんかもね。


 え〜ま〜そんなことで、ちょっとガエルは置いといてですね、今日のお題はその後のこと。。。実際にはガエルを背中に感じてへんねんけど、感じたつもりになって揚々と食事を済ませ、さ〜お会計。


 ウエイターが持ってきた請求書は3人で締めて189ペソ(約2000円)なり。ま〜コンデサで食べたら、特に高い値段でもなんでもなく、すぐに支払ってんけど、問題はその後にあってんよね。


 おつりを受け取り、チップを適当に出してんけど、そこでウエイターが一言、「私のサービスに何かご不満がありましたか??」と。。。こっちとしては、彼のサービスには全く不満も無く、余ったサンドイッチをわざわざパック詰めしてくれたりと、むしろ満足してたくらいやのに、なぜかそんな一言。


 で、よ〜く見てみると、チップが少なかったみたなんよね。ウエイターが俺らの目の前で数えたら14ペソ。確かに若干少ないが、その場で適当な小銭がなかったから、14ペソだけを置いたんよね。


 ここメキシコでは基本的にレストランはもちろん、食堂とか小さなカフェとかでも会計後だいたい支払の10%くらいのチップを置く習慣があるんよね(立ち食いの屋台はさすがに置かんけど)。


 最初メキシコ来た時は若干抵抗があったけど、今は慣れたというか、普通にどこで食事しても置くこの10%のチップ。今回は189ペソの支払に対して10%やからだいたい18、19ペソをま〜置かなあかんかってんやろうけど。。。


 その誤差4ペソ(約44円)で、ウエイターが逆に俺らに不満をもらしてきてんよね。こっちとしては特に俺らのテーブルを担当してたウエイターに不満があって、チップをケチったわけじゃなかってんけど、ウエイターはちゃんとチップを置けとばかりに、何が不満やってんって言いよって来るばかりで。


 最終的には店のチーフみたいな人が出てきて、解決はしてんけど、チップをもっと置けって言われることはほんまに珍しい。普通はあり得んことやよ。以前に夜中のタコス屋で深夜やからもうちょっと上乗せしてって言われたことあるけど、こんなに言いよって来るんは初めて。


 そうなんよね。たかが4ペソ(約44円)されど4ペソ、ウエイターに取っては結構大きいんです、ここメキシコでは。日本やったらチップって習慣自体がかなり薄いけど、メキシコではチップを収入の大部分にしている人らがたくさんいる。


 そもそもカフェとかで働いてる人らの給料ってのがかなり安いんよね。時給でだいたい15ペソ〜25ペソ(約165円〜275円)くらいって感じちゃうかな??なんで、チップは大きな収入源。担当したテーブルの分をそままもらうとか、みんなで集めて従業員の人数割りとか様々な方法で給料のプラスにしてるんよね。


 もちろんそんなことは知ってるから、よっぽどひどいサービスがあった以外は俺もちゃんと10%は置いてるし、ウエイターやウエイトレスにちょっと気を使ってもらったな〜って場合は10%以上置く場合もある。


 チップって昔は気持ちかなって思っててんけど、ここメキシコに来ると、かなり義務に近い部分になってるんよね。ちょっと高い所で何人もの人で食事をしたりすると、チップだけで300ペソ(約3300円)とかなることもたまにあって、すごいな〜って思うんよね。絶対バイトするんやったらカフェとかよりも単価の高い店やなって考えてしまったり。。。


 ま〜チップが働いてる人らの生活を支えてるってのはよくわかるんやけど、そのチップでもめたりするんはやっぱり後味が悪いね。せっかくの楽しい食事も台無しやし、ちょっと参るわな。。。

 
 ちなみに、スーパーのレジで袋に詰めてくれる子らに払うチップっていっつも迷うんよね。だいたい1ペソしか渡さへんねんけど、どうなんやろかな?子どもにこいつケチやな〜とか思われてなかったらええねんけど。。。

 
posted by shin at 14:34| Comment(4) | TrackBack(0) | らいふ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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